【通関士】輸入時の関税納付のポイント(全体像編)

通関士試験通関士

どうも。Kenny(tsujikenzo)です。このシリーズでは、 第57回通関士試験の合格を目指す 「【通関士】通関士をめざして2023」 をお送りしております。学習のアウトプットをしています。

今日は13回目です。通関士試験指導「みこ会」メンバーです。好きな地元の回転寿司店は、根室花まるです。

前回のふりかえり

前回は、【通関士】貿易と船と海の話、をお届けしました。

今回は、基本を押さえるべく【通関士】輸入時の関税納付のポイント(全体像編)、をお届けしします。

通関業務における輸入時の関税納付は、もっとも重要な知識であり、範囲が広く、できるだけ暗記に頼ることをさけたいです。

納税義務者、課税物件確定の時期、適用法令、法定納期限、納期限、あたりの用語が苦手、という方の手助けになると幸いです。

今日のアジェンダ

  • 課税要件とタイミングのルール
  • 輸入時の関税納付において重要なポイントと全体像

課税要件とタイミングのルール

以前のブログで、輸入時の関税納付において重要なポイントは、「課税要件の4つ」と「タイミングのルール3つ」とお伝えしました。

お忙しい方は、下図を見ていただけると十分です。 

課税要件

関税を収めるためには、「誰が払うのか」「何の貨物の」「どれくらいの価格や数量に対して」「どれくらいの税率を掛けて」をハッキリさせないと、正しい納付ができません。

それぞれの項目に対して、ブログを公開しています(クリックすると開きます)。

タイミングのルール

関税納付を理解するために、課税要件とは別に、税率や納付期限のタイミングを整理してみました。

こちらも、それぞれの以下のように、ブログを公開しています(クリックすると開きます)。

その他のポイント

図には加えませんでしたが、その他にも、以下のポイントが重要です。

(今回は、ブログに書く時間がないかもしれません。。。)

  • 附帯税・・・「延滞税の免除と軽減措置
  • 不服申し立て・・・税関長の処分に対して、不服申し立てができる制度です。関税納付の文脈では、徴収する関税の賦課や延滞処分に対する不服申し立てが含まれます。

輸入時の関税納付において重要なポイントと全体像

と、いうことで、以下のように輸入時の関税納付において重要なポイントを整理したいと思います。 

まとめ

以上で、【通関士】輸入時の関税納付のポイント(全体像編)、をお届けしました。

これまでにお届けした関税納付についてのブログは、端数処理や実行関税率表(タリフ)の読み方などの、実務科目に対応したものでした。

本来であれば、実務より先に法律について解説すべきであり、順番が逆になってしまいました。ご了承くださいませ。

次回もお楽しみに。

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