どうも。Kenny(tsujikenzo)です。このシリーズでは、 第57回通関士試験の合格を目指す 「【通関士】通関士をめざして2023」 をお送りしております。学習のアウトプットなどをしていきたいと思います。
今日は1回目で、「【通関士】資格勉強の学習計画」をお届けします。
今日のアジェンダ
- はじめに
- テキスト購入
- 学習のすすめ方
はじめに
通関士とは、厚生労働省が主管となる国家資格である通関士試験に合格した、貿易の現場で活躍する専門的な資格を持った人を指します。
noteにて、なぜ通関士をめざしているのか、という記事を公開しました。
つらつらと書きましたが、受験しようと思った最大の理由が 「願書提出がまだ間に合う」 でした。
しかし、願書提出が間に合うだけでは無謀です。難関の国家資格です。
改めてカレンダーを眺めて、 「合格するための勉強時間も、なんとか確保できるんじゃないか」 と思ったのでGoサインを出しました。
願書提出期限
なんとなく調べものをしていて、今年の通関士試験(第57回)を発見したのが、7月上旬でした。
- 願書締切・・・8月7日
- 試験日・・・・10月1日
- 学習に必要とされる平均的な時間・・・400~500時間
まず、願書が間に合うことに運命を感じ、そして、試験までおよそ2か月半あると思いました。
そして、平均的な時間というのは、実務経験のない方も含まれていますので、貿易商社をやってきたわたしなら半分の200時間でいけないのかな?という、勝手な憶測を立てました。
実際に「インボイス」や「FOB」のような用語は人に説明できますし、他の用語もなんとなくイメージが湧くものもあります。
カレンダーを作成する
資格の大原さんに通う時間もありませんので、10月1日までのカレンダー(テーブル形式)をNotionに作成し、実家帰省などの主要なイベントを入力します。
あまり無理をせず、勉強できない(インドネシア出張など)期間があるなら、それも考慮して1日30分などの仮の値を入力していきます。
すると、仮に200時間を達成するとなれば、1日平均4時間の学習時間を確保すればよさそうです。
ストレッチゾーン
1日4時間の学習は、継続するには大変だと思うけど、長期的に体調を壊したり、限界突破が必要でも無さそうです。
むしろ、自分をストレッチさせるにちょうど良さそうです。(ちなみに体調を壊すような限界突破をパニックゾーンと言います。)
最近あまりチャレンジをしておらず、コンフォートゾーンに身を置いていたかもしれないので、社内同意を得て、Goということになりました。
テキスト購入
最初に困ったのが、テキストです。複数のテキストがあり、どう進めていいのかわかりませんでした。何冊か購入してみたレビューです。
貿易実務の経験がなく、ほんとうに初学者の方にオススメなのがこちら。資格勉強を始めるためのハードルがかなり下がります。
もし、1冊だけ買うとしたらこの本(以降、完全攻略ガイドと呼びます。)でいいかなと思います。わたしも完全攻略ガイドで勉強を進めています。
意外と買ってよかったなと思ったのがこの本です。完全攻略ガイドは、いきなり法律の学習から始まります。法律の勉強って、学習者にとって苦痛ですよね。
試験勉強を始めるまえに、そもそも「国際貿易ってどういうこと?」「関税ってなんだろう?」という話に触れておくといいかもしれません。
他にもテキストや、HSコード分類カードなどを購入しましたが、まだ使ってないので、その時にレビューします。
学習のすすめ方
AIやテクノロジーを使いながら、必要な知識と経験を効率よく使っていくのが、現代の働き方です。
しかしながら、試験日当日に、何も頼らずに自分の力を発揮できるスキルを身に付けるためには、学習の薄皮1枚1枚を重ねていくしかありません。
資格を取るという結果だけに価値を置くのではなく、ぜひ、薄皮1枚を重ねるスキルを身に付けていきましょう。
何者でもなくても、それだけで人生が豊かになっていくと思っています。
学習の8つの原則
学習を継続する(させる)ヒントについては、過去にブログを書きました。
とくに、学習の8つの原則が大事です。今回の試験勉強について、これからできることを書いてみました。
すべて大切なので、欠けるものがないようにしていきたいです。
体系的と断片的
試験勉強をはじめるからといって、いきなり1ページ目から始めるのはよくありません。
燃料満タンなので、10ページぐらいは推進力があるかもしれません。でも燃料が尽きると飽きますし、心が折れてきます。
学習は常に体系的にとらえながら、断片的な細部の学習にとりかかることが大切です。
たとえば、通関士試験は以下の3分野から出題されます。
- 通関業法
- 関税法、関税定率法その他関税に関する法律および外為法
- 通関書類の作成要領その他通関手続きの実務
これから学習しようとしている1ページがどの位置にあるものなのか。それを常に意識できるようにしましょう。
関税法の保税地域に関する学習は、全30ページです。1ページずつやればいつか終わりがきます。
まとめ
以上で、【通関士】資格勉強の学習計画、をお届けしました。
次回もお楽しみに。