【通関士】第58回本試験に向けて

通関士試験通関士

どうも。ケニー(ケニー🚢第58回通関士試験チャレンジ中)です。このシリーズでは、通関士試験に合格するための知識や攻略法について、受験生目線でアウトプットしています。

通関士試験指導「みこ会」メンバーです。第58回通関士試験の合格を目指すみなさんとともに、楽しく学習を続けられたらと思います。気軽に声を掛けてください。好きなお寿司のネタは、ホッキ貝です。

今日のテーマは「第58回本試験に向けて」です。

学習を始めるまえに

今年が初受験の方も、リベンジ組も、学習を始めるまえにぜひやっていただきたいことがあります。

それは、学習計画を立てることです。

仕事でもなんでもそうですが、パッとやってサッと終わることに、いちいち計画なんて立ててられません。ホウレンソウも不要なのでさっさと終わらせましょう。

しかし、試験勉強やプロジェクトのように、目標達成に時間のかかるものや難易度が高いものは、ぜひ計画を立てましょう。

計画を立てる理由は、ラクをするためです。

今日のアジェンダ

  • 学習計画とは
  • なぜやるのか
  • どれくらいリソース(時間・カネ・道具)が必要なのか
  • どこで誰とやるのか

学習計画とは

必要な計画は、プロジェクトの規模や、組織や、個人の性格などによって異なります。

基本的には、以下のような項目があるといいでしょう。

  • なぜやるのか
  • どれくらいリソース(時間・カネ・道具)が必要なのか
  • どこで誰とやるのか

1番大切なことは、この計画をいつでも見返すことができるということです。

手書きのノート、スマホのメモ、アプリ、なんでもいいと思います。

これから長い時間を共に過ごす相棒です。修正も加えていきます。身近でわかりやすいものにしましょう。

わたしは、Notion派です。

なぜやるのか

「なぜ通関士試験にチャレンジするのか」を書いておきましょう。

試験を受ける目的は「通関士試験に合格したいから」でもかまいません。いいんです。「それは手段であって目的ではない」オジさんが「それは手段であって目的ではない」と言ってきますが、気にしなくていいです。

学習計画の一番上に「なぜ通関士試験にチャレンジするのか」を書き留めておきましょう。

第57回では、このようなブログを書きました。

【通関士】社長が通関士をめざす理由|Kenny Tsuji | 第57回通関士試験チャレンジ中
札幌でちいさな貿易商社を経営している、ケニー(tsujikenzo)です。noteでは、Tweet以上、技術ブログ未満の、アウトプットを行っています。 プログラミングや技術に関することはこちら。 技術ブログ『学習と成長のブログ』 会社や働き方についてなどの音声配信も行っております。 Podcast『北海道から世界の...

第58回では、以下にします。

貿易実務の質を高め、人手不足を解消し、お客様によりよいサービスを提供するため

去年は「社会に還元する」と言ってましたが、これは仲間にも学習する価値を提供したい、みたいな意味を込めていました。

でも、仲間にとって「通関士試験に合格する理由」ってなんだろう?と考えると、やっぱりお客様によりよいサービスを提供するためなんですよね。

変更する可能性もありますけど。いいんです。

どれくらいリソース(時間・カネ・道具)が必要なのか

通関士試験に必要な学習時間は、およそ400時間だそうです。

通関士合格への勉強時間の目安とは?勉強方法まで徹底解説|生涯学習のユーキャン
通関士は、貿易関係で唯一の国家資格です。受験には学歴や年齢などの制限がないので、働きながら資格取得を目指す人もいるのではないでしょうか。この記事では、通関士の資格取得に必要な勉強時間の目安や具体的な勉強方法などについて解説します。

去年の7月15日に立てた計画では、300時間あれば受かるだろうと思ってました。

しかし、総学習時間は351時間不合格でした。 

以下、反省点です。

  • 実務が全然できてない
  • 申告書の過去問を解く量が少ない
  • そのくせ計算問題(消費税・加算税・延滞税)が得意でそればっかりやって自分を褒めてた
  • 分類を捨ててしまった
  • そもそも基礎がなってない
  • 要領が悪いし容量(脳の記憶域)もない
  • 貿易の経験者でもなんでもない素人

おっと、自己肯定感を下げるのはそこまで。認めてあげましょう。わたしに必要なのは自己愛です。

なので、150時間程度を加えて、トータル500時間ぐらいで合格を目指しましょうか。

残り日数をカウントするのは、Study Plusが便利です。

スマホを見ると1日1日の大切さを感じることができます。 

ぐちさんありがとうございます。

1日30分でも試験日まで136時間しかないのか。。。

まぁ、ざっくりでいいので、計画を立ててみましょう。

項目分野時間(H)
合計150

LEC貨物分類

合格者がみなさん受けたと言ってたじっじ(伊藤先生)の講座。

2024年合格目標:通関実務対策講座 貨物分類編 -通関士-LEC オンラインショップ
暗記に頼らない分類の考え方の理解+分類の基礎の定着!

学習に要する期間は 12日~23日(約22.5時間)だそうです。

単価が高いので、どうしても貨物分類の学習が進まないときの、最後の手段にしたいと思います。

逆に、貨物分類の学習時間に30時間を見積もることにしました。

項目分野時間(H)
貨物分類(基礎と演習)テキスト?30
小計30

実務対策

「実務」の中でもメインとなるのが、「課税価格の決定」です。

みこ会でもテキストが公開されていますし、昨年は時間がなくて基礎知識を飛ばした分野です。

今年はリベンジしようと思います。

項目分野時間(H)
課税価格の決定(基礎と演習)基礎理解(2時間 x 5)10
課税価格の決定(基礎と演習)申告書10年分6
小計16

法対策

法律は得意ですが、Ankiを立て直さないといけないです。

苦手な分野(外為法、罰則)を中心に、Ankiを作っていきます。

項目分野時間(H)
法(Anki)1日5分22
小計22

過去問など

過去問って、解くにも答え合わせにも時間が掛かるんですよね。

自分を追い込むためにも、判定の厳しい模試を受けようと思います。

こうしてみると、過去問に時間が掛かりそう。なるべくスピードを上げて、あまったら他の勉強に時間を割り振るようにしますね。

項目分野時間(H)
過去問(実務)10年分25
過去問(総合)5年分30
模試1回5
小計60

時間の合計

と、いうことでまとめると、150時間の内訳はこのようになりました。

項目分野時間(H)
法(Anki)1日5分22
課税価格の決定(基礎と演習)基礎理解(2時間 x 5)10
課税価格の決定(基礎と演習)申告書10年分6
貨物分類(基礎と演習)テキスト?30
過去問(実務)10年分25
過去問(総合)5年分30
模試1回5
予備不安なとこ22
合計150

カネ・道具

上記を考えたら、ヒュー赤2024は買わないことにしました。

みこ先生がリリースしてくれる「法改正対策」を読めば十分かと。

実務に関しても、買っただけで全くやってないゼロ申も手元にあります。

お金を使うと気持ちが楽になります。経験者なのでわかります。

ただし、みこ会入会だけは必須だと思います。

次のセクションで解説します。

どこで誰とやるのか

学習を進めるにあたって、どこで誰とやるのか、はとても重要です。

これが決まっていないと、これを決めるコストを毎回払わなければならないからです。

家事がラクなのは、キッチンとダイニングで食を済ますということが決まっているからです。

これが決まってないと、毎回「ご飯作ったけどどこで食べよう」を考えるのはコストがめっちゃ掛かります。

そして、「どこで」には、学習のインプットだけでなく、アウトプットも含まれます。

学んだことを誰かに話す、ブログにまとめる、過去問を解く、などアウトプットはさまざま。

これが決まってないと、コストが掛かります。

なので、コミュニティに所属したり、学校に通うことは、インプットと同様に学習の効果があるのです。

学習アプリの中には、コミュニティ機能がありますよね。

「SNSで雑談してる暇なんかない。1問でも多く問題を解け!」みたいに言ってる人がいますが、学習のメカニズムはそうではありません。

コスパ・タイパを考えると、ちゃんとしたコミュニティは優れています

わたしは、以下の環境で学習を進めます。

まとめ

以上で、「第58回本試験に向けて」をお届けしました。

ちょっと長くなりました。

本年もどうぞよろしくお願いします!

このシリーズの目次 第57回

このシリーズの目次 第58回

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