どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは、2022年5月から始まりました「ノンプロ研インストラクション講座1期」について、全6回でお届けします。今日は最終回です。
前回のおさらい
前回は、「メインアクティビティとカリキュラム」についてお届けしました。
今日は、卒業LT『インストラクション講座はパクれるのか』についてお届けします。
今日のアジェンダ
- インストラクション講座とは
- パクるとは
- インストラクション講座はパクれるのか
インストラクション講座とは
インストラクション講座の集客
わたしが本講座を知ったのは、ノンプロ研主宰のタカハシさんより「インストラクション講座をやりますよ」という呼びかけがあったからです。
講座の申込ページがありましたので、すぐ申し込みしました。
しかしながら、インストラクション講座ってなんなのか、よくわかっていませんでした。
講座のゴール
本講座のゴールは、『効果的かつ魅力的な講座を、スマートに開発・実施できるようになる』です。
参加の動機と実現したいこと
自己紹介で、参加の動機を発表しました。
「社会を変えたいと思ってるひと」を「社会を変えられるひと」にするために、わたしに必要なスキルだと感じたからです。
いま見ても、何を言ってるのか、よく分かりません。。。
おなじく、実現したいことも発表しました。
下記のような、今まで取り組んできたことの集大成として、「オリジナル講座」を開催したいと思います。
「ノンプロ研加入、ブログ開始、ライティング講座、ノンプロ協会加入、認定コーチ取得」
これも、何を言ってるのか、よくわかりません。
事前課題が提出できない
要約すると、このような状態でした。
- 企業研修やコミュニティ内講座運営などの実績が多数ある人が講師
- その人の講座ノウハウが聞けて講座をつくれるらしい
しかしながら、具体的な講座のアイディアがありませんでしたので、「講座を考えてみましょう」という事前課題が、提出できませんでした。
パクるとは
「パクる」の意味
「パクる」は、このような意味があります。
他人の作品・アイデアを、自分のものとして発表する。盗用する。剽窃する。
引用:goo辞書
なので、自分のものとして発表したり、資料の引用元を改ざんしたりしてはいけません。
「パクる」と「真似る」は違う
「真似る」は、このような意味があります。
他の人や物に似せる まねをする 模倣する
引用:goo辞書
なので、「パクる」と「真似る」は意味が違います。
「学ぶ」の語源は、「真似る」です。真似るために、学ぶ必要があります。
学習の3つのメカニズムと8つの原則
インストラクション講座では、「学ぶ」ということを学びました。
学習の3つのメカニズムと、8つの原則です。
8つの原則の語呂合わせは、流行語となりました。
「パクる」ためには「学ぶ」必要がある
ビジネスの世界では、『成功事例を徹底してパクれ』 という、金言があります。
これは、「著作権を犯せ」と言っているのではなく、「オリジナルにこだわりすぎるな」「(成功事例の)本質をもっと知れ」ということです。
インストラクション講座はパクれるのか
「講座」と「インストラクショナルデザイン」の定義
「講座」は、書籍や動画配信による学習ではなく、講師や受講生とともにともまなぶ、学習共同体を提供します。
学習力と他者関与率が一定の値になると、最適な効果を生むということも習いました。
また、講座は「インストラクショナルデザイン」をもちいて設計します。
ターゲットを決めよう
インストラクショナルデザインでは、講師側からの「教えたい!」というニーズから、講座がはじまることはありません。
講座には、必ずターゲットが必要で、ターゲットの変化が不可欠です。
ターゲット自身が勉強することで、なるべき姿になるだけなら、書籍や動画配信でも可能です。
しかし、ターゲットの学習に他者関与をもたらし、もっと短期間で達成できる、という支援環境を提供するのが「講座」です。
そして、ターゲットは「過去の自分」ではなく、 「身近にいる誰か」 です。
完璧でなくていいんです
インストラクション講座のゴールは、「効果的かつ魅力的な講座を、スマートに開発・実施できるようになる」 です。
たんに「講座を開発できる」だけではなく、「スマートに」と加えられています。
では、「スマートに」って、どれくらい?どんなふうに?ということも、定義する必要があるのでしょうか。
答えは、「No」 だと思います。
「スマートに」「ラクに」「たのしく」という感情を、数値化したり見える化する必要はないでしょう。
なぜなら、「完璧でなくていいから」 です。
同様に、講座内容に関しても、その分野に関して、完璧に理解している必要はありません。
「分からないことがあれば調べます。講師も学び続けています。」 という姿勢が大切です。
講師のタカハシさんは、インストラクショナルデザインの権威でもなんでもありません。
まとめ
以上で、「インストラクション講座はパクれるのか」を、お届けしました。
インストラクション講座をパクれるかどうか、は「今後、わたしが講座をスマートにつくれるようになったか」で、答え合わせができると思います。
また、今回は、講義(授業やテキストという意味です)だけにスポットをあてて、パクれるかどうかを考察しましたが、「講座」とは、講義の前後に行われる評価も含まれます。
時間の都合で、「インストラクション講座1期では、どんな質問しやすい空気を作っていたのか」や「懇親会の参加率を上げる工夫」などは、パクれるかどうかの考察ができませんでした。
これらは、未来のわたしが行う講座が成功するかどうかで、決まると思います。
このような学びの機会をいただきまして、ありがとうございました。たくさんの勇気をもらいました。
また、どこかでお会いしましょう。
新講座のお知らせ
と、いうことで、未来のわたしから、ノンプロ研新規講座のお知らせです。
一緒に学んでいきましょう! ※詳細は後日になります。