どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは「OKRはAsanaで管理しよう」をお送りします。今日は1回目で「Asanaの基本」をお届けします。
この記事は、AsanaTogetherJPアドベントカレンダー2022年に投稿されたものです。
今年、会社のプロジェクト管理にAsanaを採用しました。
個人的にもAsanaアンバサダーになりまして、Asanaのすばらしさを広めるべく、活動しております。
今日のアジェンダ
- Asanaの基本概念
- タスク
- 受信トレイ
- セクション
- 受信トレイ
Asanaの基本概念
Asanaは、Getting Things Done(略して、GTD)という生産性を向上させる方法論が、ベースとなっています。(違ったらごめんなさい)
GTDをかんたんに説明すると、「あなたのやるべきことを明確にしよう」ということです。
ひとは、あたらしいアイディアをひらめいたり、よりよい改善をする生き物です。やるべきことを決めたはずなのに、3日後にはそれを疑う生き物です。
なので、かなり意識をして、やるべきことに注意を払わなければなりません。
かと言って必要以上に意識してしまうのも、よくありません。
適度な距離感で、「あなたのやるべきこと」が常に明確になって目の前にあることが、生産性を高めるコツでしょう。
Asanaは、そのお手伝いをしてくれます。
タスクが基本
では、Asanaは、どうやって「あなたのやるべきこと」を常に明確に目の前に提示するのでしょうか。
それは、マイタスクです。タスクは、Asanaの多くの操作の、中心となる基本オブジェクトです。
チームでAsanaを使い始めると、つい最初にプロジェクトを作成しがちですが、まずはマイタスクを理解することをオススメします。
さらに、ルール機能を使って、自動でタスクをセクション間移動させることを、ぜひ理解しましょう。
セクション
セクションは、タスクをグループ化した、プロジェクトの小区分です。
リストビューでは、タスクリストのヘッダー(見出し)になります。
また、ボードビューでは、カラム(列)になります。このどちらかです。
この2つのビューは、「タスクを進捗状況で管理したいか、どうか」によって異なります。
タスクを「作業前」「作業中」「作業完了」のような、進捗状況で管理したいばあいは、ボードビューが便利です。
タスクは「チケット」と呼ばれることもあります。作業をするメンバーが、チケットを手に取って、セクションを移動させます。
タスクに期限があるものや、タスク同士で依存関係があるもの(前のタスクが完了しないと始められないタスク)などは、セクションを項目ごとや組織ごとの小区分に使うのもいいでしょう。
重要なことは、以下のように、2つが混同したセクション構成にならないことです。
わたしは、マイタスクのセクションはこのように設計しています。まだ使いこなせていませんが、定期的に変更を加えていこうと思います。(Snoozedとかまったく使ってないかも。)
やることを受信トレイで管理
マイタスクは、個人のやるべきことを明確にするものでした。
そして、チームでAsanaを使うときは、受信トレイによる通知が便利です。
受信トレイは、チームメンバーのさまざまな行動が通知されてきます。
最初はわずらわしく感じるかもしれませんが、必要な行動は、以下の3つのみです。慣れましょう。
- 内容を確認したらアーカイブする
- コメントをつけたらアーカイブする
- フォローアップタスクを作成する
受信トレイは、1日の終わりに、空っぽにしておきましょう。
まとめ
以上で、「Asanaの基礎」をお送りしました。
Asanaは「プロジェクト管理をラクにしたい!」という多くの方が選択肢として選ぶツールだと思います。
しかしながら、チームによって「プロジェクトのなにをラクにしたいのか」はバラバラです。
まずは、Asanaの基礎となるタスクを理解して、チームで共通認識を持つことが大事かなと思いました。
次回は、「OKRを設計しよう」をお送りします。
このシリーズの目次
- [Management]OKRはAsanaで管理しよう1 Asanaの基礎
- [Management]OKRはAsanaで管理しよう2 OKRを設計しよう