[学習法]スプレッドシートとAnkiでラクに暗記しよう#2 Ankiのインストールと共有デッキ

anki02学習法

どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは、「スプレッドシートとAnkiでラクに暗記しよう」をお届けします。今日は2回目です。

前回までのおさらい

前回は、「イントロダクション」をお送りしました。

[学習法]スプレッドシートとAnkiでラクに暗記しよう#1 イントロダクション
どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは、「スプレッドシートとAnkiでラクに暗記しよう」をお届けします。今日は1回目で、「イントロダクション」をお届けします。はじめに「Anki(あんき)」は、無料で、...

今回は、「Ankiのインストールと共有デッキ」をお送りします。

今日のアジェンダ

  • AnkiWeb
  • Ankiのインストールと起動
  • 共有デッキの読み込み

AnkiWeb

かんたんなデッキの作成や、問題を解くだけなら、AnkiWebというサービスが提供されています。

https://ankiweb.net/about

英語版のみですが、ブラウザからアクセスできますので、どこでも復習が可能です。 

カードの回答方法なども、デスクトップ版と同じです。 

ただし、デッキファイルを読み込んだり、デッキをエクスポートする機能はついておりません。

AnkiWebを使うためには、デスクトップ版Ankiから「同期」する必要があります。

学習状況に応じて、AnkiWebもご活用ください。(このシリーズでは、デスクトップ版Ankiのみを扱います)

Ankiのインストールと起動

まず、デスクトップ版Ankiをインストールします。(Windows環境でお届けします)

ダウンロードはこちらのリンクから、行います。

最新のバージョンを選択すれば、問題ありません。(日本語訳で表示しています。)

インストールが完了したら、インストーラをcloseして、Ankiを起動します。(自動で起動しないので、デスクトップに作成されたショートカットなどをダブルクリックして起動しましょう)

Ankiが起動しました。

共有デッキの読み込み

Ankiでは、単語帳のことを 「デッキ」 と呼びます。

Ankiの公式サイトには、無料で公開されている共有デッキがたくさんあります。まずは、共有デッキをダウンロードして、使ってみましょう。

アプリの下部にある「共有デッキをダウンロード」をクリックします。 

ブラウザが表示されたら、お好きなジャンルのカテゴリーを選択します。(今回はMusicを選択しました) 

リストの中から「Japanese and English Music Pictures」をクリックします。 

ページ下部にある「Download」をクリックします。

パソコン上に、Ankiのパッケージファイル(中身はデッキです)がダウンロードされます。

ファイルの読み込み

アプリの下部にある、「ファイルを読み込む」をクリックします。 

先ほどダウンロードしたファイルを選択して、「開く」をクリックします。

確認画面が表示されます。このファイルには、50個のノートが格納されていたことがわかります。「閉じる」をクリックします。

デッキが1つ追加されて、新規カードが20枚セットされています。

これで、共有デッキをダウンロードして、Ankiに読み込みができました。

1日の新規カード数を増やす

このデッキには、50個のノートが格納されていたにもかかわらず、新規カードが20枚しかセットされなかったのは 「一日あたりの新規カードの出現枚数の上限」 が、デフォルトの「20枚」になっていたからです。

これを変更してみましょう。

デッキの「歯車アイコン」から、「オプション」をクリックします。 

「一日あたりの新規カードの出現枚数の上限」を9999に設定します。「保存」をクリックして閉じます。 

すると、新規カードが50枚になりました。 

このデッキに含まれる、すべてのカードをセットできました。

新規カード数の設定のコツ

Ankiは、学習者に、適切なタイミングで復習をうながすアプリです。

たとえば、Ankiで、1000単語を覚えるとします。

8月1日に、100個の単語を覚えたとすると、Ankiは8月4日ぐらい(仮)に、記憶の定着の低そうな単語を選んで、20単語ぐらい(仮)の復習カードをデッキにセットします。(Ankiが自動的にセットします)

なので、一日あたりの新規カード数を「100」に固定していると、新規カードがデッキに100枚セットされ続け、復習カードもこなさないといけない、という状況に陥ります。

Ankiは、「新規より復習カードの解消に力を入れた方がいい」 とされています。

復習カードが溜まっているときは、新規カード数をゼロにしても構いません。

「一日あたりの新規カードの出現枚数の上限」は、学習状況によって変化させるとよいでしょう。

まとめ

以上で、「Ankiのインストールと共有デッキ」をお送りしました。

英語学習は多くの学習者がいますので、さまざまな共有デッキが無料で公開されています。

自作のデッキをつくるまえに、いちど共有デッキを試してみることをオススメします。

次回は、「ノートとカード」をお送りします。

参考資料

このシリーズの目次

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