どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは2021年8月からスタートしました「ノンプロ研EffectiveJavaScript輪読会」についてお送りします。全何回の記事になるのか本人も把握してません。
はじめに
このイベントは、「ノンプロ研でGASを学んでる有志でこの書籍の輪読会やりませんか」という主宰の声掛けで始まったイベントです。
ちなみに、その意図はまだ確認してません。
がしかし先日、ノンプロ研のPythonistaたちが、EffectivePythonの輪読会を終わらせたので、そのGAS版といったところかもしれません。
レベルはとても高そうですが、このようなプログラミング言語の高度な内容を学ぶ機会は、GASではあまりありませんので、参加を決意しました。
輪読会のすすめ方
以下、イベントページより拝借します。
- ひとり1項目についてプレゼン(スライド使ってもいいし、コードで説明してもいい)
- 項目にもよるが10~15分程度 ※厳密ではありません
- プレゼン後に必要に応じて意見交換
ただし、本書はES5のJavaScriptなので以下注意点があります。
- JavaScriptなので、GASでかつスクリプトエディタで実行できるようにコードを読み換え
- ES5なので、V8エンジンに読み換え
- GASに関係ないトピックはスキップ
という感じです。
本書はJavaScriptを取り扱うテキストですが、わたしが学んでいるのはGoogle Apps Scriptと呼ばれる、JavaScriptをベースとしたスクリプト です。
組み込みオブジェクトのように、GASでも同様に使えるオブジェクトもあれば、Blobのように名前は同じだけど全く異なるオブジェクトも存在します。
その辺を注意しながら、読み進めて行きたいと思います。(GASに実装されていないWindowオブジェクトなどはスルーします。いちお読みますが。。)
目次と日程
テキストは201ページで、最近は~~鈍器として成り立つ~~骨太な書籍が多かったので、なんだか気分も軽いです。
第1章 JavaScriptに慣れ親しむ
第2章 変数のスコープ
第3章 関数の扱い
第4章 オブジェクトとプロトタイプ
第5章 配列とディクショナリ
第6章 ライブラリとAPI設計
第7章 並行処理
輪読会の開催期間は不明ですが、月1回1章ペースだと思います。年内には終えていると思います。
1章ごとにイベントの声掛けをしますので、途中参加など大歓迎です。参加者は減っていく傾向にあると思いますので、是非我こそはという方お待ちしております。
この輪読会の目的
輪読会に参加する理由は、メンバーによってさまざまだと思います。
知的好奇心をくすぐるのがたまらないというメンバーもいますが、上記でも述べたとおり「参加者は減っていく傾向にある」はずです。
そうならないためにも、または、輪読会の成果をいち早くお届けし新たなメンバーの参加をうながすためにも、「このテクニックは実務で使えるか」 という視点を常にもちながら参加したいと思います。
学習した内容のアウトプットはもちろんですが、「実務で使える度☆☆☆☆☆」なども評価していきたいと思います。
まとめ
以上で、「ノンプロ研EffectiveJavaScript輪読会とは」ということで、イベント紹介をさせていただきました。
ノンプロ研は、システムエンジニアなどではないけど、プログラミング学習をしたいなというメンバーが集まるコミュニティです。
わたしも2年前に入会したときは、console.log()すら知りませんでした。
専属のプロ講師がいたりするわけではありません(そもそも業務効率化のプロなど存在しない)ので、メンバー同士、切磋琢磨して学び合っている感じです。
興味があるなぁという方は是非ご参加おまちしております。
次回は、「どのJavaScriptをつかっているのかを意識しよう」 をお届けします。
このシリーズの目次
[EffectiveJavaScript輪読会]ノンプロ研EffectiveJavaScript輪読会とは
[EffectiveJavaScript輪読会]どのJavaScriptをつかっているのかを意識しよう
[EffectiveJavaScript輪読会]JavaScriptの浮動小数点を理解しよう
[EffectiveJavaScript輪読会]暗黙の型変換に注意しよう
[EffectiveJavaScript輪読会]オブジェクトラッパーよりもプリミティブが好ましい
[EffectiveJavaScript輪読会]型が異なるときに==を使わない
[EffectiveJavaScript輪読会]セミコロン挿入の限度を学ぼう
[EffectiveJavaScript輪読会]文字列は16ビットの符号単位を並べたシーケンスとして考えよう