どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは2021年1月から受講している「ノンプロ研ライティング講座初級1期」について受講メモをまとめています。全8回の今日は第8回目です。いよいよ最終回ですね。
前回までのおさらい
前回は「Git・GitHubによる共同編集」についてお届けしました。興味はあったものの、はじめて本格的にサービスを利用しましたので、大変勉強になりました。
時間をかけて覚えていきたいなと思いました。
今回は「書籍を書く」についてお送りします。
今日のアジェンダ
- なぜ書籍を書くのか
- 書籍の種類とつくり方
- 執筆の準備
なぜ書籍を書くのか
ゴールから見た景色
本講座の前半や中盤(Day1~Day6)では「いきなり書籍を書くって大変」ということで、「継続してコツコツ書くコツ」などを学んできました。ざっくりいうと、
- コストを低くするためのアイディア
- 最初はリターンは小さいけど、筋トレみたいに資産になっていくよ
という内容です。
山登りでいうと、高尾山(599m)ぐらいからはじめて、いよいよ富士山(3776m)行ってみましょうか。という感じです。ですが、登山家の誰もがエベレスト(8849m)を目標にしているわけではありません。
富士山(3776m)を登れるようになったら、標高が同じくらいの漢拏山(韓国 1950m)や玉山(台湾 3952m)のような、「海外の山登りも楽しめる」という話に近いと思っています。なんだかわくわくしますよね。
つまり、「書籍を書く」というのは、終わりのない戦いに挑戦する話ではありません。出版社としては経営に直結しますので死活問題ですが、執筆者である私たちは、必ずしも「数値」や「順位」にとらわれる必要はないでしょう。
人生で「一冊の書籍を書いた」というゴール地点に立って見た景色は、人によってさまざまです。「なぜ書籍を書くのか、それはそこに読者が見えるから つじけ」みたいな名言を、私も残せるようになりたいです。笑
学習の伴走役としての書籍
「読者に最高の経験を届ける」という目的なら、ブログでもいいでしょうし、YouTubeでもいいかもしれません。なぜ、十万文字以上の執筆が必要な「書籍」が必要なのでしょうか。
2021年の現在は、学習に必要な情報は、「迅速」に「無料」で「大量」にインターネット上に流通するようになりました。昔に比べたら夢のような世界です。
しかし、インターネット上の情報は、ブログやYouTubeなどの「点」であることが多く、その分、自分に最適な情報のみを集めることは、少々むずかしくなったとも言えます。
他の人のおススメが私にとって最適かどうかわかりませんし、学習の目的もゴールも100人いれば100人違うのが現実です。
つまり、「どの情報や知識が自分の学習にとって最適か」を判断するために、大量の知識や判断が必要になってくるのです。
「ポテトサラダのレシピ」であれば料理家のブログを読めばすむと思いますが、「ポテトサラダと栄養」についての学習はむずかしそうです。自分自身がブレずに、順序を立てて学習していく必要がありそうです。それをインターネット上のみで拾い集めるというのは「本を書くこと」や「本を編集すること」に匹敵する労力が必要かもしれません💦
書籍の種類とつくり方
このセクションでは「商業出版」と「技術同人誌」について学びました。そのなかで媒体(紙・電子)についても、それぞれのメリットの違いを学びました。
執筆者としては、どちらかによることなく、紙・電子のハイブリッドでいけるような心構えが必要です。読者がどんなシーンで書籍を手に取るかを想像する力が必要だと思いました。
執筆の準備
技術同人誌の執筆の流れは、主にこのようになります。
- テーマを決める
- テーマ候補をあげる
- ターゲットを考える
- 構成案を考える
- 市場を調査する
- 販促方法を考える
- 執筆する
- ひたすら書く
- 校正する
- 間違いをなおす
- 販促活動
- 告知をする
- 販売促進をおこなう
- 『生命科学的思考』を読む(読了)
- 速読について調べる(体験申し込み)
- ネタメモ用フォームの要件定義(完成)
- タイピング部再入部(記録シート完成)
- ネタのリマインドの要件定義
- 『遅いインターネット』を読む(読了)
- 思い付きやアイディアつぶやき用のフォーム作成とスプレッドシート完成
- 地元の速読教室に体験へ
- noteのTwitterアナリティクスレポートを読む
- Notionを触ってみる
- 『世界は贈与でできている』を読む(読了)
- Markdownについて考える
- アドオンが調子悪かったがいけそうなので新たな体制を整えた
- 『アウトプット大全』を読む(読了)
- 『OKR』を読む(読了)
- 『速読らくらくエクササイズ』を読む
- ドキュメントからWordPress投稿のブログをUP
- 大河ドラマについてまとめるNotionを始める
- 胃腸炎からの回復
- 『アジャイル開発とスクラム』を読む(読了)
- 社内スクラム開発に向けてドキュメント書いた。20000字。
- HHKB Professional HYBRID(JS配列)買う
- ブログにディスクリプションを設定する
- サーバーの契約更新。36か月。
- 社内でスクラム開発ごっこを始める
- ブログが100本に到達。イベントはやらなかった。
- GAS初級(講師)、VBA中級(クラス)でメモリフルです
- PC2台、アカウント2つでGitHubの特訓
- GmailにGitHubのラベル作成
- 著作権について調べる
スポンサーとテーマ決め
テーマを決める際は、スポンサー(がもしいれば)を説得することができれば一番効率がいいかもしれません。スポンサーは社会のニーズを形にすることに投資をし、幅広く利益を享受しています。その得た利益を更に投資し、循環する社会(仕組み)を作っています。
ただし、スポンサーというと、ハードルの高いもののように聞こえます。なので、現在は「クラウドファンディング」や「SNS」を活用して、あなたにとっての「応援団」を見つける手段がもてはやされています。
「スポンサー」と「テーマ」決めは、執筆の工程で一番力を入れてもいい工程かもしれません。出発点がとがっていればいるほど、「書くこと」は楽になります。
企画を提出しよう
講座の最後に、課題が出されました。どんな課題だったかは、今後のブログやTwitterなどで発信していければと思います。
とりあえず、ちょっとナーバスです。笑
まとめ
以上で、Day8の振り返りでした。「書籍を書く」ということについて、「なぜ書籍を書くのか」について考察しました。また、「商業出版」と「技術同人誌」の違いについて学びました。最後に、「執筆の準備に入る前に気を付けるポイント」などを整理しました。
次回はLTで、「ライティング講座1期卒業LT」をお送りします。
※「この一週間でやったことDay8」も追記しています。