どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは、「ノンプログラマー社長がプログラミングを1から勉強をするとどうなる?」というテーマで、全3回でお届けします。
このシリーズは、2022年9月22日に行われた「第4回生産性爆上げ勉強会」という無料セミナーに登壇させていただいた資料をもとに、書き起こししております。
ダイジェスト版の記事がありますので、ご興味のある方は、こちらも参考にしていただければ幸いです。
今日は、1回目で 『プログラミング学習の壁』 を、お送りします。
今日のアジェンダ
- ITによる業務効率化を始めない理由
- わたしがプログラミング学習を始めた理由
- 学習を始めていないとどうなっていたか
ITによる業務効率化を始めない理由
恐らく、セミナーに参加していただいたみなさんは、ちょっとした第1歩のヒントや、効率のよい学習方法をお伝えするだけで、プログラミング学習を始めることが可能だと思います。
問題は、みなさんのまわりにいるであろう 「ITによる業務効率化をなかなかはじめない人」 たちです。
彼らが共通して感じている壁は、以下のようなものではないでしょうか。
- 勉強したくない
- お金(予算)がない、人材がいない
- 時間がない
- よくわからない
この壁について、もう少し深堀りしてみましょう。
わたしがプログラミング学習を始めた理由
わたしがプログラミング学習をはじめるまでは、なんとなく「プログラミングが義務教育かぁ」、「機械学習ってよく聞くようになったなぁ」と思っていただけでした。
実際にプログラミング学習を始めたのは、2019年3月です。
それまでは、Excelを使って仕事をしていましたが、大量のコピペ作業などがあり、なんとかならないかなと思っていました。
また、2~3名のチームで働いていたため、1人が欠けると大変なことになると思っていました。
そんなわたしが、プログラミング学習をなかなか始められなかった理由があります。
- まわりの世界を断絶していた(仲良しこよしは敵)
- お金はない(最新テクノロジーとは大企業の話)
- 手と足を動かして汗を流すことが仕事(充実感も得た)
このような理由は、「勉強したくない」や「よくわからない」という理由とは、少し色が違います。
それは、 「自分は一生懸命やってる」という感覚 をもって働いていることです。
上司やメンターがいなかった当時のわたしは、とにかく馬車馬のように働くことが正義でした。
売上も少しずつ伸びてきますし、間違いではないと信じていましたが、従業員が増えていくにつれ、限界を感じました。
学習を始めていないとどうなっていたか
そのまま、プログラミング学習を始めていないと、どうなっていたでしょうか。
昭和の働き方を表す言葉(わたしの個人的見解です)に、 K・K・D(経験・勘・度胸) があります。
KKDは、数値化できませんし、再現性がありません。上司の気分次第で目標がコロコロ変わる、ということにも繋がります。
わたしは、きっと、KKDで会社を引っ張っていこうとしていたと思います。
しかし、KKDは常に不安と隣り合わせです。
- 「IT化を推進!」というトップダウンに誰もついてきてくれない
- 絶対服従のYesマンを育てたが、いつ転職されるかわからない
- 新商品や新サービスの提案ができず、競争力で負ける
不安は、組織にとって負の連鎖となり、なかなか抜け出すことはできません。
なんとかならないか、と外部のコンサルにお願いしても、高額な手数料を払っておわりだったでしょう。
あの頃、プログラミング学習をはじめて、ほんとうによかったと思います。
まとめ
以上で、「プログラミング学習の壁」をお送りしました。
次回は、そんなわたしがプログラミング学習をどうやってはじめたのかをお届けします。
次回は、「プログラミング学習の第1歩」をお送りします。