[ノンプロ研]ライティング講座初級1期 卒業LT『想いはなぜ伝わらないのか』#1

ノンプロ研

どうも。つじけ(tsujikenzo)です。今回は2021年1月から受講していた「ノンプロ研ライティング講座初級1期卒業LT」で発表した『想いはなぜ伝わらないのか』について、全3回でお届けします。

今回は1回目で「伝えたいひと」ついてお送りします。

アウトプットしたもの

ライティング講座は全8回で行われました。事前課題とLT(ライトニングトーク)を入れると、相当なボリュームになったと思います。

受講期間中に「講座メモ」と自分なりの「補講ブログ」を記事にしてUPしてきましたが、最終的に「ブログ18本、約27000字」になりました。

どうやってブログを書いたか

講座メモ

講座のテキスト(Googleスライド)は講座の一週間前にSlackで公開されます。なので、テキストを予習しながら、同時にブログを大雑把に書きます。

当然、「これはどういう意味だろう」とか「はじめて聞いた概念だな」とうことがでてきます。ですが、ここではあまり深掘りせずに、「そういうものらしいです」という感じで残しておきます。(実際に「○○と言うらしいです」と書きます。)

そして講座を受講(毎週月曜日)します。受講中はTweetに集中します。(オンライン・オンタイム参加でしかできないことだからです。)

講座は動画のアーカイブも配信されますので、後で動画を見ながらブログを校正します。宿題の提出とともに、記事が完成したらブログをUPします。基本的に週に1回、という感じです。

今回新しくやったこととして、講座メモブログに「今週やったことリスト」を列挙してみました。基本的にライティング講座に関することですが、「本を読んだ」でもいいですし「タイピングを特訓した」でもいいことにしました。

そして、「今週やったことリスト」から、もう少し掘り下げてみたいものを補講ブログに落とし込んでいきました。

補講ブログ

講座メモをUPしながら、「今週やったことリスト」や、個人的に気になったことなどから「補講ブログ」として、記事を起こしていきました。

振り返ってみると、講座内で習った「1つの記事に複数のことを書かない」ということを守り、「伏線でボリュームが出るようなら、記事を分ける」ことにつながりました。約3000文字で1記事が終わるような内容が、ちょうどよかったと思います。

たとえば、第2回はTwitterについてでした。その中で「Twitterでは思いついたことをそのままつぶやかないほうがいい」という気付きを得ましたので、「自分用のTwitterとしてGoogleフォームをつくろう」という補講ブログに落とし込みました。

事前課題から最終回まで

卒業LTを前に、講座メモのブログ内で、主に気になったことをスプレッドシートに書き出してみました(この流れはGASで自動化しています。)。このスプレッドシート全体を眺めてみて、見えてきた「あるひとつのこと」について、今回は発表させていただきました。

それは、事前課題の自己紹介でも発表した、『想いはなぜ伝わらないのか』ということについてです。

色んな角度から考察しましたので、少しばかりお付き合いいただければと思います。

「伝えたいひと」の正体

「伝わらない」と嘆くことはとても多いですが、みなさんは、「伝える相手」のことをどれだけ明確にできているでしょうか。

「伝わらない」のは、実は「伝える相手がぼんやりしている」という状況に陥っている場合があります。

赤ちゃんは泣くことで自分の存在を知らせます。赤ちゃんの主張が伝わるのは、側で見守ってくれる人がいるからです。

私たちには、発信したことを常に「見守ってくれる人」はいません。誰に伝えたいのか、明確にする必要があります。

職場のコミュニケーション

伝えたい相手が明確だとしても、「伝わらない」ということはよくあります。たとえば、チームでプログラミングを行う「モブプログラミング」という手法があります。モブプログラミングでは必ず「意見の対立」が起きます。やがて、チームでやるなんてめんどうだ、一人でやった方が早い、とチームを離れるメンバーが出てきます。

モブプログラミングを研究した論文によると、「自分の話が相手に伝わらない」と思えば思うほど「相手の話を聞いていない」という状況に陥っているそうです。「伝わらない」のではなく「お互い別の話をしている」ことが多いようです。

もし「自分の話が伝わらない」とおもったら「自分が相手の意思を受け取っていない」と思いましょう。

自分自身も読者に

ものごとが「伝わったかどうか」は、自分で決めることが難しいものです。相手の行動が変化したら「伝わった」と思えるかもしれませんが、継続的な変化につながらなければ「伝わった」と言いづらいでしょう。

例えば、プログラミングのコードは「書かれること」より「読まれること」のほうがずっと多いです。(引用元:プリンシプル オブ プログラミング (p43))

そして、驚くべきことに、「読者」とは「過去の自分」「将来の自分」も含まれてます。

コードは、動くことはもちろんですが、メンテナンスなども考えると「読まれることによってはじめて資産となる」とも言えるでしょう。

まとめです。

まとめ

以上で、卒業LT資料1回目として「伝えたいひと」についてお届けしました。皆さんも、なにかを伝えたいと思ったとしても、まず「伝えたい相手がぼやっと」していたかも知れません。伝えたい相手を明確にすればするほど、後が楽になりますので、意識してみることをおススメします。

次回は2回目で、「伝えたいものの価値」についてお届けします。

このシリーズの目次

  1. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期受講メモ Day1
  2. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期受講メモ Day2 Twitter
  3. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期受講メモ Day3 素材を集める技術
  4. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期受講メモ Day4 文章を書く技術1
  5. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期受講メモ Day5 文章を書く技術2
  6. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期受講メモ Day6 Webライティング
  7. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期受講メモ Day7 Git・GitHubによる共同編集
  8. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期受講メモ Day8 書籍を書く
  9. [ノンプロ研]ライティング講座初級1期 卒業LT『想いはなぜ伝わらないのか』#1
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