どうも。つじけ(tsujikenzo)です。今日は単発で「プログラミングはChatGPTを活用しながら」を、お送りします。
はじめに
最近、世間を賑わせているのが、ChatGPT(チャットジーピーティー)です。
ChatGPTによると、ChatGPTとは、
とのことです。
プログラミングのソースコードを書いてくれることでも、注目を集めています。
ときどき、間違ったコードを教えてくれるときもありますが、とても精度が高いと思います。
しかし、どんなときに使うのか分からない、という方も多いと思います。
そこで、わたしが「今後、プログラミングするときは、ChatGPTを活用するのが常識。」と思っているポイントをご紹介します。
ChatGPTのログイン方法などは、他のブログ記事などにおまかせします。
正規表現
最大の活用法は、正規表現です。
正規表現は、さまざまなアプローチがあり、慣れていないと冗長になりがちです。
また、自分が覚えた記法ばかりを使ってしまい、もっとシンプルに書けるばめんを見失っています。
現在動いているプログラムの、正規表現のところだけをChatGPTと一緒にリファクタリングしてもいいでしょう。かなりスッキリすると思います。
では、やりかたです。
ゴールと元素材を教える
まず第1に、ChatGPTに、目指すゴールと元素材を教えるだけで、目的が達成できるばあいがあります。
たとえば、このような文字列が取得できていて、「1.09倍」だけを抽出したいというときです。
//元素材
</b><font size=1>1.09倍</font></font><br>
↓
//ゴール
1.09倍
このように聞きます。
</b><font size=1>1.09倍</font></font><br>から1.09倍を抽出する正規表現
こう、教えてくれました。
ChatGPTのおどろくべきは、会話を続けると、コードも教えてくれるところです。
matchメソッドの戻り値は配列ですので、わたしならこう書きます。大した差ではありません。
const origin = "</b><font size=1>1.09倍</font></font><br>";
const reg = /([\d.]+)倍/;
const result = origin.match(reg)[0];
console.log(result); //1.09倍
まず、”</b><font size=1>”を削除して、その後に”</font></font><br>”を削除して・・・、というかたに、ぜひオススメします。
文字列型のメソッド
文字列の加工に、正規表現が使えないばめんもあると思います。
sliceだかsubstrだかメソッドを使うのはうるおぼえだけど、コードが書けないということはよくあります。
たとえば、このような数字の文字列が取得できていて、数字を2文字ずつ抽出して、最終的にDateオブジェクトを生成したいというときです。
//元素材
品番:"JP-ABC230120"
↓
//抽出後
"230120"
↓
//さらに抽出
"23","01","20"
↓
//ゴール"
2023年1月20日"(Dateオブジェクト)
ゴールと元素材にメソッドを指定する
このように聞いてみました。
sliceメソッドを使って、230120から23、01、20を抽出するコード
こう、教えてくれました。
ついでに、Dateオブジェクトの生成も聞いてみましょう。
このように、回答をもらいました。
これ、ちゃんと動くコードです。
これからのプログラミング
Dateオブジェクトの生成方法は、引数にわたす形式が、4種類以上あって、好みが分かれます。
const today = newDate()
const birthday = newDate('December 17, 1995 03:24:00') // 非推奨: すべてのランタイムで動作するとは限りません
const birthday = newDate('1995-12-17T03:24:00') // ISO-8601 互換であり、動作に信頼性があります
const birthday = newDate(1995, 11, 17) // 月は 0 から始まります
const birthday = newDate(1995, 11, 17, 3, 24, 0)
const birthday = newDate(628021800000) // 元期のタイムスタンプを渡す
引用元:MDM Date オブジェクトを生成するいくつかの方法
これらの記法を、すべて覚える必要はないでしょう。
今までは、コードの書き方を忘れたら、調べる、もしくは自分のメモを見る、でしたが、これからは「ChatGPTに聞く」という手段が加わったという感じです。
注意すべき点
プログラミング初心者は、ネットで拾ったコードを切り貼りすると思います(わたしも経験済みです)が、かならず壁にぶち当たります。
ChatGPTもどうように、これを使えば、必ず生産性が上げられるというものではないかもしれません。むしろ、ちょっとしたコードの改造、改修ができずに、何時間も調べものに費やすという事態に陥りかねません。
そこは、基礎知識力が問われるところです。
ChatGPTを活用できるようになるためにも、ぜひ、基礎力を付けましょう!
ノンプロ研の、GAS初級講座がオススメです。
まとめ
以上で、「プログラミングはChatGPTを活用しながら」をお届けしました。
ChatGPTは、今後もさまざまなばめんで、わたしたちの日常に入り込んでくると思います。
そして実は、ChatGPTはGASからかんたんに呼び出すことができます。
次回は、「ChatGPTでブログ下書きを自動化しよう」をお送りします。