どうも。つじけ(tsujikenzo)です。今日は単発で、「freeeの使っていない取引先や品目をcsvで整理しよう」についてお届けします。
今日のアジェンダ
- 取引先や品目を整理したい
- csvをエクスポートする
- csvをインポートする
取引先や品目を整理したい
みなさん、freeeを活用していますか?
今日は、取引先や品目の整理についてお届けします。
過去にfreeeを使っていて、また再開した方や、新たに使い始めるときに、 「使ってない取引先を整理したいんだけどできない」 という悩みを抱える方がいると思います。
追加した記憶がないのに、取引先に登録されてるデータもあると思います。。。
そして、設定メニューの[取引先の設定]をみてみると、削除できる取引先と、できない取引先があって詰みます。
これは、品目にもおなじことが言えます。
これを、削除できるようにするには、年度締めを解除(年度の巻き戻し) をする必要があり、ちょっと面倒です。
表示設定の変更
そこで、「データの削除」ではなく、「データを非表示にする」という解決方法があります。
一覧には表示されなくなっただけなので、いつでも再設定可能です。
ただ、これ、一件一件、クリックするのは大変ですよね。
では、GASでAPIが使えないかな、と思って公式リファレンスを調べましたが、APIは提供されていないようでした。
そういうときは、csvによるインポートが有効です。前置きが長くなりましたが、やってみましょう。
csvをエクスポートする
[設定]メニューの[取引先の設定]をクリックして、[エクスポート]をクリックします。
[CSV]エクスポートをクリックします。
このような表示が出ますので、しばらく待ちます。。。
しばらくしたら、[エクスポート]内の[エクスポート履歴]をクリックします。
[ダウンロード]をクリックします。
ダウンロードされたcsvを開くと、このようなデータになっています。(csvについての説明は割愛します)
csvによる表示設定の変更
csvの[R列]に、[入力候補(表示設定の状態変更)]が入力されています。
文字列の「使用しない」「使用する」を入力して、上書き保存します。(今回は、google以外を非表示にしてみます)
上書き保存をしたら、ファイルを閉じましょう。
csvをインポートする
[設定]メニューの[取引先の設定]をクリックして、[インポート]から[CSVインポート]をクリックします。
[取引先コードを元にインポート]に、チェックを入れます。
csvファイルをドラッグ&ドロップします。
エラーが発生したら
csvデータに問題がなくても、エラーが発生するばあいがあります。
エラーの内容は、下部にありますので、チェックしましょう。今回のエラーは 「自動登録ルールに使用されている取引先は、非表示にできないよ」 というエラーのようでした。
自動登録ルールの設定
せっかくなので、自動登録ルールの設定も、csvによるエクスポート&インポートをしてみましょう。
csvを開くと、[M列]に、取引先が設定されているデータがあるようです。
取引先が設定されているデータ(行)を、すべて削除します。
別名でcsvファイルとして保存します。(念のため別名で保存しておきましょう)
freee上のデータを、すべて削除します。全選択をして[一括削除]をクリックします。
すべて空っぽになったら[インポート]から[CSVインポート]をクリックします。
自動登録ルールは、なぜか、csvインポートの画面が違うようです。。。(おそらく歴史ですね)
しばらく待機します。
しばらくたって、画面を更新してみると、ステータスが変わりますので、[インポートする]をクリックします。
すべての行にチェックが入っていますので、確認して[選択した項目をインポートする]をクリックします。
しばらく待機します。(登録完了のメールは、すぐ届きます。さすがfreeeさん。)
自動登録ルールが更新されました。
もう一度、取引先のcsvファイルをアップロードしてみます。今度は登録できるようです。
[取引先]がgoogleだけ、1件になりました。成功です。
まとめ
以上で、「取引先や品目をcsvで整理しよう」をお届けしました。
実は、csvによるfreeeデータベースのマスタ更新は、はじめての経験でした。。。
今回、手を動かしながら、実際のデータを操作してみると、驚くほどかんたんに作業できることが分かりました。
いままでAPIばかり研究していたので、これからは適材適所でcsvも使っていきたいと思います。