日本語混じりのURL
日本語で記事のタイトルを付けた時は、ブラウザのURLではこのように見えるのに、
いざコピペしようとするとこのような表示になった経験も多いと思います。
「URL」とは私たちのPC(クライアントと呼びます)とサーバーをやり取りをする信号ですが、その信号に日本語が使われていると、サーバーにも日本語を教えないといけないことになりなんだか手間ですよね。(厳密に言うとURLでやり取りをしている訳ではなくて、IPアドレスに名前を付けたもの+クエリ文字列がURLとなるのですが、詳しい話は苦手なので他の方にお任せします💦)
ということで、日本語は%XX(Xは16進数の値)形式の3桁の値として表現しよう。というのがURLエンコードです。よくみるとeと数字の組み合わせになっているのは16進数だからなんですね。しかもUTF-8の文字コードで変換されているようです。
このURLエンコードを含むURLの決まりごとは「RFC3986」という文書で仕様が定められています。もし興味がある人は仕様を読んでみるのもいいかもしれませんね。(この辺で深掘りはやめて引き返しましょう)
短縮URLを確認する
さて、そんな日本語混じりのURLはどうしても長くなってしまいますので、短縮して扱いたいものです。WordPressのJetpackというプラグインには予め短縮URLを発行できる機能がありますので(そしてちょっと分かり辛い💦)、この機会に確認してみましょう。まずはWordPressの管理画面にログインして、左カラムメニューの[Jetpack]から[設定]をクリックします。
次にタブ[トラフィック]をクリックします。
[WP.me 短縮リンク]をONにします。
設定は以上です。それでは実際に投稿されている記事の短縮URLを確認してみます。(ブログの記事じゃなくてYahooとかFacebookとかのURLを短縮したいんだよという方は後述しますね)WordPressの管理画面の[投稿]から[投稿一覧]をクリックします。
記事一覧から取得したい記事の[編集]をクリックします。
記事画面の右上にJetpackのアイコンがありますでしょうか。(もし無い場合はプラグインが有効化されていません。有効化しましょう。)
短縮リンクが表示されていますのでコピーすることができます。
ブログカードを表示する
ブログでよく見かける「前回の記事はこちら」のように見た目よく読者にお伝えできるアレは「ブログカード」と呼ばれるものですが、URLを書くだけでカード形式で表示してくれるので非常に便利です。それでは記事にURLを貼り付けたら改行するなどして、リンクが効いたことを確認(青く表示が変わります。)しましょう。
このようにリンクが効いていない(文字が黒いまま)とうまく作動しないようです。
プレビューで確認しましょう。無事にブログカードで表示されているようですね。
以上で、短縮URLとブログカードについてまとめましたが、なぜこの記事を書いたかと言うと、URLを短縮せずにながーいまま張り付けると上手くブログカードが表示できなかったからです💦調べてみるとブログカードにするには「URLは1行につき1つしかダメ」と言ってる人もいて、もしかしたら2~3行に渡る長いURLは短縮して1行にした方が上手くいくかも、と思ったのがきっかけです。実際問題無く表示できてるのでもしかしたらそうかも知れませんねー。
【追記】11.12 記事公開後にタカーシさんにアドバイス頂きまして、確かにパーマリンク自体を変更してしまうというアプローチもありますね。しかしながらパーマリンクだとSEO的にどうなんだとか、ページ開いたときにURLコピペした時はどうとか、色々あるので深掘りするのはまた今度です。何でもかんでも深掘りはできねっす。URLと考察時間は短くいきましょう!
パーマリンクを変えるという手もありますので、よかったら深掘りしてみてください
— タカハシノリアキ#GAS本第2版12/1発売 (@ntakahashi0505) November 12, 2020