どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは、「ノンプログラマー社長がプログラミングを1から勉強をするとどうなる?」というテーマで、全3回でお届けしています。
前回のおさらい
前回は、「プログラミング学習の壁」をお届けしました。
今日は、「プログラミング学習の第1歩」をお届けします。
今日のアジェンダ
- 知人・友人に話してみた
- コミュニティ(ノンプロ研)へ入会
- 社内勉強会を開催
知人・友人に話してみた
わたしが「プログラミング勉強したほうがいいのかなぁ」と悩んでいたときに起こした行動が「友人に聞いてみる」です。
サラリーマンながらiOSのアプリを開発したり、IT関連のお仕事をしていた友人etauさんに連絡をしてみました。etauさんは後にわたしの師匠となります。
etauさんは、実際にスプレッドシートにいれた、クライアントごとのメール本文を見せてくれたり、定期的にSlackで発言させるBotなどをみせてくれました。
そして、GAS(Google Apps Script)の情報が日本にまだぜんぜんなかった2017年12月、GAS本とともに発足したコミュニティ「ノンプロ研」を紹介してもらいました。
見知らぬコミュニティ怖い
とはいえ、なかなか紹介されたコミュニティに入会するのは、かなりハードルが高いです。
極度の人見知りを発動しまして、入会はお断りする日々が続きます。
まずはテキストの写経から
そこで、まずは教えていただいたテキストを書き写す”写経(しゃきょう)”というものを始めてみました。
実際に自分で書き写したコードが動くと、感動したことを覚えています。
少しずつ自身がついてきたころ、やっとノンプロ研への入会を決断します。
それと、GASのことでわからないことがあったらネット検索していましたが、だいたい見ているサイトが 「いつも隣にITのお仕事」 だったんです。
このサイトは、ノンプロ研主宰のタカハシノリアキさんのブログで、これを見て入会したという人も多いです。
コミュニティ(ノンプロ研)へ入会
etauさんに相談したのが、2019年の3月ごろで、ノンプロ研へ入会したのが2019年7月でした。
つまり、半年近く独学で写経していたことになります。いま考えるととてもムダな時間を過ごしたなと思います。笑
GAS初級講座3期を受講
入会してまもなく行われた、GAS初級講座3期を受講しました。
毎週水曜日の20時から22時まで、全7回の講座でした。
講座のゴールは「実務で使えるかんたんなツールをつくる」です。
弊社はGoogle Workspaceを導入していたので(当時のG Suite)、スプレッドシートとGmailを使った業務を自動で行うツールを作成しました。
最近は、LINEやSlackを操作する業務を自動化されるメンバーも多いですが、最初に作るツールは、Google Workspaceのサービスで完結できるものをオススメします。
「業務改善はどこから手を付けるべき?」という深い考察もしましたが、別添資料としました。またの機会にお話できれば。
はじめてのLTと懇親会
ノンプロ研では、LT(ライトニングトーク)と呼ばれる、5分程度の短いプレゼンテーションをする機会があります。
各講座を卒業するときはかならず「卒業LT」を行い、自分が行った学習報告を行います。
これが死ぬほど緊張するのですが、振り返ってみると、LTの経験がとても大きな学習の財産となっていきます。
そして、講座が終われば「懇親会」と呼ばれる飲み会があります。
講師や先輩にわからないことを質問したり、日本全国の仲間と日々の悩みを交換できる機会です。
この懇親会も、わたしのプログラミング学習に大きな影響を与えました。自宅の駐車場から参加していた頃がなつかしいです。
社内勉強会を開催
GAS初級講座を卒業したあと、わたしはすぐに社内勉強会を開催しました。
カリキュラムは、ノンプロ研GAS初級講座とまったく同じです。
全員参加、全員卒業をめざすことで、3か月後あたりから、社内の生産性が爆上がりし始めました。
わたしにとっては、学んだことの復習になり、まさに「教えることは2度学ぶ」を地で行ってたと思います。
ノンプロ研には、「社内勉強会には講座のテキストを無料で使っていいですよ」 ルールがあります。
おそらく、セミナーを外部に依頼すれば、数十万円の費用が掛かる内容です。それを無償で提供しているなんて驚きました。
わたしも「日本の『働く』の価値を上げる」という、ノンプロ研の趣旨に100%賛同しています。
まとめ
以上で、「プログラミング学習の第1歩」をお送りしました。
なかなか口でいうことはかんたんですが、人生では「勇気を出すチャンス」を感じたら、「勇気を出す」ことがとっても大事だと思います。
次回は最終回で、「プログラミング学習で得たもの」をお送りします。