どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは2021年1月から受講している「ノンプロ研ライティング講座初級1期」について受講メモをまとめています。全8回の今日は第6回目です。終わりが見えてきましたね。
前回までのおさらい
前回は「文章を書く技術2」についてお届けしました。
今回は「Webライティング」をお送りします。
今日のアジェンダ
- Webライティングとは
- SEOの基礎
- Markdown
Webライティングとは
Web媒体の種類
Web記事がどこで読まれるかというと、「独自サイトのWordPress」や「noteやQiita」などとてもさまざです。エンジニアのアウトプットだと、Zennなども登場しています。
「サーバー」や「ドメイン」の設定など、開設までひと苦労あるかもしれませんが、「独自サイトのWordPress」をオススメします。それは、プラットフォームに左右されない自由な記事を書くことができるからです。
独自サイトのWordPressは、Qiitaなどのサービスに固定ファンがいる場合に比べ、集客が大変かもしれません。しかし分野を絞って良記事を量産していければ、広告を設置するなどの選択肢もありますので、その分メリットが大きいと思います。
PCでもスマホでも読めるように
スマホで読みやすいように、1分で改行・空行してもいいです。節も長すぎず、ちょっとスクロールすると次の節が見えるぐらいがちょうどいいです。早めに結論づけて回収しましょう。
節に表示する強調表示(主に太字)は,1~2箇所がよいでしょう。画像にも吹き出しをいれると読みやすいです。
どうやって届けられるか
流入経路
インターネットでは検索流入(プル型)が重要な経路になります。後は、SNS(プッシュ型)が増えてきたのが特徴でしょう。
流入を増やすためには
検索の流入を増やすのはSEOです。SNSはフォロワーを増やすことです。
技術文書の場合は、SEO中心がよいでしょう。
読んでる・読んだ後のアクション
Webは離脱しやすい
自分の行動を振り返ってみると明らかだと思いますが、Web記事は離脱されやすいです。前置きや目次に読者が欲しい情報があるか、シンプルに伝える必要があります。漢字をひらくなどのテクニックも使いましょう。
文章だけではなく、画像なども入れた方が読みやすいです。
Webならでのアクション
読者に有益な価値を提供できた場合は、つながりを持ち続ける仕組みをつくることが書き手にも読者にとっても有益になります。
- フォロー
- シェア
- コンバージョン
「コンバージョン」というのは直訳すると「変換」という意味です。これは単なる「読者」から「商品を購入するかもしれない顧客」やあなたの「ファン」に変化した、と考えるとその意味が飲みこめるでしょう。
流入・離脱を分析する演習
講座では「実際に自分が検索した記事で、どうやって辿り着いたか、またはなぜ離脱したのかを分析してみましょう」という演習がでました。
これは非常におもしろい分析で、もし自分が書き手だった場合は、どのように書けば離脱しなかったのか、を考えるきっかけになります。
- 目次が無くてスクロールしたけど、文章が多すぎてページを閉じた
- 「先生、今日は○○についてですね」「はい、そうです。今日は○○についてお伝えします」などのマンガが長々と続いていて、煩わしかった。
- これについては、ここ(URL)を見るとわかりました。などばかりの記事で、URLの忘備録だった。
などでしょうか。自分の行動パターンはそのまま、読者の行動パターンになるということですね。
SEOについて
SEOとは、検索エンジンの最適化のことです。SEO対策とは、「検索エンジンからのアクセスを増やす施策」のことをいいます。
SEO対策を自動化して「楽してPVを稼ごう」という時代はほぼ終わりました。Googleは検索アルゴリズムを常に変更していますし、中身は常にブラックボックスです。
しかしながら、できることもたくさんあります。
・関連した内容でたくさん検索される
・検索結果の上位に表示される
・検索結果のCTR(クリックレート)が高い
このようなWeb記事は、検索エンジンからの流入が期待できます。
Googleトレンド
キーワード検索数の推移を調べるWEBサイトがあります。
技術ライティングにおいて重要なことは、人気のキーワードを追いかけても、そこにはライバルが多くいるわけですから、ライバルが少ないところで上位を獲得することでしょう。
Google PageSpeed Insights
ページの表示速度も重要なポイントです。ご自身のブログがどれくらいの速度か、いちどチェックしてみましょう。
これは拡張機能の[LightHouse]がベースになっています。もう少し詳しく解析したい場合などは拡張機能をインストールすることもオススメします。
Googleが掲げる10の事実
どうやったら検索順位があがるかということですが、結論を言うとGoogleは「読者にとって最高の体験ができるページを上位に表示している」わけです。
なので、「そのような記事を書く」というのが答えでしょう。
ディスクリプションを設定する
実際にディスクリプションを設定するとどのような表示になるのか、シミュレーターがあります。ご自分のブログなどにディスクリプションを設定する際の目安にするといいでしょう。
ちなみに、このWEBサイトで、ご自身のWEBサイトのディスクリプションを設定できるわけではありません。ディスクリプションの設定はお使いのブログサービスや、WordPressのプラグインなどによっても変わりますので、ググってみましょう。
Markdown
さいごに、「Markdown」の章ですが、ちょっと記事のボリュームが出てしまったので、Markdownについては別途ブログにまとめたいと思います。
まとめ
以上で、Day6の振り返りでした。インターネットが発達したおかげで、記事をUPするだけで世界中の人に読んでもらえる環境が整いました。
しかし、誰でも発信できるということは、記事が埋もれてしまうということも示唆しています。自分が読み手になったときの行動を考えると一目瞭然ですね。
私も「ユーザーに最高の体験を提供できるような書き手」になれたらいいなと思います。
次回は、「Git・GitHubによる共同作業」をお送りします。
※「この一週間でやったことDay6」も追記しています。
この一週間でやったことDay1
- 『生命科学的思考』を読む(読了)
- 速読について調べる(体験申し込み)
- ネタメモ用フォームの要件定義(完成)
- タイピング部再入部(記録シート完成)
- ネタのリマインドの要件定義
この一週間でやったことDay2
- 『遅いインターネット』を読む(読了)
- 思い付きやアイディアつぶやき用のフォーム作成とスプレッドシート完成
- 地元の速読教室に体験へ
- noteのTwitterアナリティクスレポートを読む
- Notionを触ってみる
この一週間でやったことDay3
- 『世界は贈与でできている』を読む(読了)
- Markdownについて考える
- アドオンが調子悪かったがいけそうなので新たな体制を整えた
この一週間でやったことDay4
- 『アウトプット大全』を読む(読了)
- 『OKR』を読む(読了)
- 『速読らくらくエクササイズ』を読む
- ドキュメントからWordPress投稿のブログをUP
- 大河ドラマについてまとめるNotionを始める
この一週間でやったことDay5
- 胃腸炎からの回復
この一週間でやったことDay6
- 『アジャイル開発とスクラム』を読む(読了)
- 社内スクラム開発に向けてドキュメント書いた。20000字。
- HHKB Professional HYBRID(JS配列)買う
- ブログにディスクリプションを設定する