どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは「ノンプロ研ライティング講座初級1期を受講中にやったこと・前半戦」として全5回でお送りしています。今日は第5回で「速読をマスターしよう」についてです。前半戦はひとまずこれで最終回です。
なぜ今更速読なのか
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの能力について、「聞く・話す」はノンプロ研の講座を受講したり、講師にチャレンジすることで、昨年末から取り組んできました。
そして現在(2021年1月)は「ライティング講座」を受講することにより、「書く」スキルの向上に取り組んでいます。残すは「読む」です。下記サイトにこのような一文がありました。
「聞く」「話す」「読む」「書く」ことは連動していて、「書く」ことだけが苦手だと思っていても、実は「読む」ことがうまく出来ていない可能性があります。速読はどれかひとつだけではなく、バランスよくトレーニングすることで基礎的な力の向上が期待できます。日本速脳速読協会
私はもともと、本は好きでしたがとにかく読むのが遅いです。頭の中で音声に変換しながら読むことしかできませんし💦学生時代の試験なども、まず設問を読むのが苦手でした。。。
今はプログラミング学習を通じて、様々な学習にチャレンジすることができていますし、これから年を取っても「学ぶことはやめないだろうな」という気がしております。それなら今のうちに遅読(ちどく)を少しでも解消しておいた方が、学習の効率がいいだろうなと思ったのが「速読をマスターしよう」と思ったキッカケです。
速読ってなに?
「パラパラ」「飛ばし」「ななめ」読み
皆さんが想像している「速読」とは、本をパラパラ何度かめくって「ハイ、内容がわかりました」という「パラパラ読み」ではないでしょうか。結論から言うとあれはやりません💦
そして、速読は「飛ばし読み」や「ななめ読み」でもありません。いくら文章を早く読んでも理解していないと意味がありません。つまり速読とは「文章を読んで理解する速度が早い」スキルと言えるでしょう。ちょっと意外だったでしょうか。
測定は分速で
「読書速度」は一分間に読める量を[文字数/分]の数値で表します。
日本人の平均読書速度は400~600文字/分だそうですが、東大などの難関校に受かる人たちは1500字~2000文字/分だそうです💦すごいですね。。。
「読む」にはさまざまな能力が関わっている
話すと長くなってしまいますので簡潔にまとめますが、人は文章を読むとき「イメージ力」や「推察力」など、脳のさまざまな能力を使って読んでいます。
「この時」や「そういった場合」という文章があったとき、どこを指すのか理解する能力は、単に文章を音読できるスキルとは別ですよね。
これ1つ鍛えれば東大生になれるという能力はない
なので、速読をマスターするためには、さまざま能力を鍛えなければなりませんし、このやりかたさえマスターすれば東大生並みの速度で読める、という魔法の能力はありません。
頭の中で音声に変換して読むことを「黙読(もくどく)」といい、目で読むことを「視読(しどく)」といいますが、速読のために視読を行うのは、見る速度を上げると他の能力も付随して上がる脳の性質※を利用するからです。「記憶力」や「思考力」は鍛えなければ衰えますし、速読には必要なスキルです。
※脳の汎化(はんか)作用
速読は読む力の総合的な筋トレ
トレーニングを行っても、効果が出るのは3カ月~1年ぐらいだそうです。これはまさに筋トレみたいなものだと思います。地道な継続こそが結果につながるトレーニングなのでしょう。
地道なトレーニングほど辛いものはありません。なので楽しめるようなさまざまな工夫をしていきたいと思います。
スコアを計ろう
トレーニングを続けるモチベーションアップにつながるのは、ずばりスコアの向上だと思います。トレーニングに入る前にこちらのWEBサイトで現在の[読書速度]を計ってみましょう。
[ニックネーム]を入力し[社会人]を選択し[よこ書きでスタート]をクリックします。
[よこ書きでスタート]をクリックすると、カウントダウンが始まります。
無理に早く読もうとせずに、普段通りのスピードで読むことが大事です。
この後に文章を元にした設問がありますので、2問とも正解する必要があります。
結果は・・・
一番遅い[タートル級]だそうですw
私の読書速度の偏差値は[38.82]で、ハリーポッターと賢者の石は[78.8時間]で読み終わるそうです。
ランキングでは、[25815位/31340人中]だったようです。
これらの情報はブラウザのテキストなので、学びながらデータを取っていきたいと思います。
トレーニング方法
速読をマスターするためのトレーニングは筋トレのようなものだ、と言いましたが、時間にすると週に60分程度でも効果が現れます。なかなか毎日続けるのも大変なので、1日10~20分程度、合計で週60分を目安にしたいと思います。帳尻を合わせればOKです。
最初は、メモ帳などで「今日は〇〇分やった」と記録するだけでもいいと思います。はじめから「目標達成率!」とか「さぼりがちな自分にリマインドを送るアプリ!」などにこだわる必要はありません。「お風呂上りにやったらスマホにメモ」「仕事を始めるまえに10分だけやってメモ」のように、気楽にはじめてみましょう。
トレーニング内容
Youtubeでトレーニングを行います。最初は全然読書に関係しないトレーニングなのでつまらないかも知れませんが、まぁ楽しんでやりましょう。
「親子でかんたん速読ドリル」
【Daily Eye Training】目指せアスリート!動体視力/周辺視野UP!vol.112
【トレーニング】周辺視野トレーニング 難易度★☆☆
スコアを計る
スコアを計るのは月に1度でいいと思います。先ほどの[ハカルチャレンジ]を使います。
その他にもさまざまなトレーニングがあるようですが、下記の書籍が大変勉強になりましたのでご紹介だけさせていただきます。
書籍紹介
速読を学ぶために本を読むというのもなんだか変な話ですが、サクッと読めるのでおススメです。
まとめ
さて、以上で「速読をマスターしよう」についてまとめました。ライティング講座はいよいよ後半戦に突入していきます。本格的に『書くこと』が始まっていくと思いますので、気合いをいれて、振り落とされないように頑張りたいと思います。
追伸。書籍を紹介してくれたり、「大人になってからでも多分大丈夫」と背中を押してくれたノンプロ研読書部のmikan先輩感謝申し上げます。