どうも。ケニー(tsujikenzo)です。今日は単発で、「VS CodeでGit環境を整えよう」についてお届けします。
事前準備
この記事は、VS Codeでファイルを作成し、Git for Windowsをインストールして、Git Bashでコミットしたり、GitHubにプッシュしたりしているひと向けです。
GitHubってなに?という方は、こちらの記事を参考に、使えるようになってみましょう。
VS Codeのバージョン
2022年10月にVS Codeが1.71にアップデートで、ターミナルでGit Bashを使えるようになりました。
以前から、「同じ黒い画面みたいなやつなのに、VS Codeのターミナルからコミットできればいいのになぁ」と思っていたので嬉しかったです。
VS Codeを最新バージョン(恐らく1.77)にしておきましょう。
デフォルトのターミナルをGit Bashに設定する
こちらの記事を参考に、VS Codeの設定を変更します。
これでデフォルトのターミナルが、Git Bashになりました。
ちなみに、知らなかった方(過去のわたし)もいるかもしれませんが、ターミナルのメニューをクリックすると、ターミナルを変更できます。
プログラミングをしていて、インストール系のコマンドを打つ時はCommand Promptを選んだり、ときどき変更することがあります。
カレントディレクトリの移動
まず、作業場所に移動します。ターミナルにcd (半角スペース)と入力してから、エクスプローラーからフォルダをターミナルにドラッグアンドドロップします。
Enterを押すと、カレントディレクトリが移動します。
クローンとクローン用URL
ブラウザでGitHubにログインし、リポジトリを作成しておきます。(※手順は割愛します)
リポジトリのURLをメモしたら、ターミナルでローカルにクローンします。
git clone クローン用URL
もう横文字だらけで訳わからなくなりますが、パソコン内の指定したフォルダにGitHub上のリポジトリと同じ状況を作りますよ、という意味です。
GitHubのリポジトリを「リモートリポジトリ」、パソコン内のフォルダにクローン(複製?)されたリポジトリを「ローカルリポジトリ」と呼びます。
リモートリポジトリには、.gitという不可視フォルダが作成されています。
なので、みなさんは、VS Codeでローカルリポジトリ内のファイルを編集して、編集内容や履歴をgit専用ファイル(.gitフォルダに保存されてる)に書き込んで、それをGitHubに送信して、リモートとローカルの差分を管理していくわけでございます。
ステージングとコミット
ファイルやフォルダは、VS Codeの左カラムで作成できます。作成するときは、必ず正しい場所に作成しているか確認しましょう。
作業が終わったら、変更記録をgit専用ファイル(.gitフォルダに保存されてる不可視ファイル)に、記録(コミット)します。
まぁだいたいは、作業がおわったらすべての内容を更新しますので、どの変更記録を選ぶか?ということはしませんが、gitでは変更記録が選べます。
変更記録を選んで、git専用ファイルに書き込むことをステージングと呼びます。
//選択してステージングするばあい
git add 対象フォルダ・ファイル
//すべてをステージングするばあい
git add .
ステージングしたら、statusコマンドでリポジトリの状態を確認しましょう。
git status
選択(ステージング)したよ。記録(コミット)する準備できてるよ!ということを教えてくれます。
コミットするときは、コミットメッセージを付けながらコミットします。
git commit -m "コミットメッセージ"
git statusで確認すると、「もうコミットするものはないよ」と教えてくれます。
Gitはバージョン管理をするもの
最後に、コミットとは、変更履歴をgit専用ファイルに書き込んだよ。ということです。
なので、Gitを操作すれば、いつでも、いつぞやの変更履歴を呼び出せるというわけです。
まとめ
以上で、「VS CodeでGit環境を整えよう」をお届けしました。
Gitさえ理解できれば、GitHubは、あくまでクラウド上でGitのバージョン管理をしてるだけなので。。。
ただし、どうせ最後は、GitHubにプッシュ・プルリクすると考えると、GitHubのリモートリポジトリをクローンする初手は、ラクでいいと思います。
プッシュやプル操作については割愛させていただきます。