どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは、 「GitHubで画像やイメージファイルのバージョン管理をしよう」 を、全4回でお届けします。
今日は、最終回の第4回目です。
前回のおさらい
前回は、「レビューしよう」をお届けしました。
今回は、「マージしよう」をお届けします。
今日のアジェンダ
- レビュー「修正してください」を返す
- レビューに応える
- マージしよう
- 初回からレビューしてもらいたい
レビュー「修正してください」を返す
マージするまえに、前回のpngファイルの変更に、レビュワーとして 「OK出せません。修正してください。」 を返したいと思います。
まずは、「Files changed」タブをクリックして、作成者が変更したファイルを表示します。
そして、pngファイルのスクリーンショットを撮影します。
もし、画像が小さい場合は、3点リーダー(・・・)から、「View file」をクリックすると、実サイズでファイル表示されます。(スクリーンショットが終わったら、かならず元の場所に戻ってきてください)
スクリーンショットに、編集ソフトなどでレビューを入れましょう。レビューが終わったら、クリップボードにコピーしておきます。
Viewedにチェックをいれて、「Review changes」をクリックします。
Review changesでは、クリップボードのスクリーンショットが貼り付けできます。(これがすごく便利です)
「Preview」タブをクリックすると、画像を確認できます。
Request changesにチェックをいれて、「Submit review」をクリックします。
Conversationタブに、画像付きのレビューが表示されます。
レビューに応える
作成者は、レビューを反映させましょう。今回は、このように修正してみました。
Conversationタブには、いつでもコメントを追加できます。
「最終的に確認をお願いします」という願いを込めて、コメントを送信しておきましょう。
レビュワーに、マージをしてもらうということは、アジアマップブランチの最終ファイルを、mainブランチのpngファイルに統合(マージ)してもらうということです。
マージしよう
レビュワーは、Files changedタブをクリックして、更新を確認したら、Viewedにチェックを入れます。
「Review changes」から、コメントを記入して、Approveにチェックをいれて「Submit review」をクリックしましょう。
最後に「Merge pull request」をクリックします。
コメント(これはコミットコメントです)を記入して、「Confirm merge」をクリックします。
「マージが成功したよ」という履歴メッセージが、Conversationに残ります。
そして、プルリクがマージされたら、基本的にブランチは不要です。残しておくとブランチが大量にできてしまいますので、削除しましょう。
最終的に、リポジトリは、このような状態になりました。ブランチは復元できますが、必要なばあいは、新しく作成しましょう。
初回からレビューしてもらいたい
作業に慣れてきたら、メインにpngファイルを追加せずに、初回からレビューしてもらいたいはずです。
そのようなばあいは、mainブランチから新しいブランチを作成し、新しいブランチに直接pngファイルをコミットします。
mainブランチとの間に、ファイルの差分が発生しますので、プルリク(レビュワーとのやりとりが可能)を作成できます。
まとめ
以上で、「マージしよう」をお届けしました。GitHubは、これからも、さまざまな分野で活用されると思います。
たとえば、「2022年の自分の目標」みたいなリポジトリを作成して、
- 5kgダイエット.md
- 家計簿を付けて100万貯金する.md
- 個人的緊急度重要度マトリクス.png
- ゴルフスイング改造計画.mp4
- 英会話の発音上達.wav
このようなファイル構成にして、それぞれに対してアップデートを週に1度、月に1度、コミットを繰り返していくイメージです。
Collaboratorを招待して、コーチングやメンターをつけることも考えられますね。わくわく。
いろいろ楽しんでいきましょう。
GitHubリポジトリ
このシリーズのGitHubリポジトリはこちらです。