[GAS][Github]Githubでチーム開発を楽にしよう#1 前半

GAS

どうも。つじけ(tsujikenzo)です。今日は 「Githubでチーム開発を楽にしよう」 を、前半、後半でお送りします。今日は、前半戦です。

はじめに

弊社は、一般的な卸売業ですが、社員全員がかんたんなGoogle Apps Script(以降、GAS)が読み書きできるよう、研修を受けています。

個人個人で業務アプリケーションを開発することもありますが、3~5名でチーム開発することもあります。

今日は、そんなチーム開発で便利な、GithubGithubアシスタントについて、運用までの手順をおさらいします。(社内向けマニュアルですが、一般公開します。)」

今日のアジェンダ

  • Githubにアカウント登録しよう
  • Githubアシスタントをインストールしよう
  • Collabolatersに招待してもらおう
  • PULLしてみよう

Githubの管理者は、Githubにある程度詳しい方を想定していますので、管理者の操作については割愛します。

Githubにアカウント登録しよう

まずは、Githubにアカウント登録します。

こちらのページから、アカウントを作成しましょう。※画面のデザインは常に変更される可能性大です。適宜読み替えてください。

Build software better, together
GitHub is where people build software. More than 100 million people use GitHub to discover, fork, and contribute to over 330 million projects.

パスワードを入力して[Continue]をクリックします。 

ユーザーネームを入力して[Continue]をクリックします。 

アップデート情報など、お知らせを受け取りたければyを、不要な場合はnを入力して[Continue]をクリックします。 

ロボットではないかという質問が続きますので、続行しましょう。画像は割愛します。

メールに認証番号の通知が届いていると思いますので、6桁を入力します。 

アンケートが何問かありますので、回答しましょう。どれを選んでも問題ありません。 

PRO版の案内がありますので、左下の[Continue for free]をクリックします。 

アカウントの作成は以上です。 

プロフィール設定画面を開いて、アカウント名の確認をしたり、プロフィールアイコンの設定をしておきましょう。 

プロフィール画面では、自分のアカウントIDを確認できます。次の手順で必要になりますので、メモしておきましょう。 

Collabolatersに招待してもらおう

Githubの管理者に、アカウントIDを伝えます。

管理者からCollabolaters(共同編集者)としてリポジトリに追加されたら、メールで通知がきますので、待ちましょう。

届くメールはこのような感じです。 

リンクを開いて[Accept invitation]をクリックしましょう。 

リポジトリに、Collabolaterとして参加できました。 

では、チームでのGithubライフを楽しみましょう!

[管理者の作業]

リポジトリにCollabolaterとして、スタッフを追加しましょう。

リポジトリの[Settings]から、[Manage access]を開き、[Add people]をクリックします。

必要に応じて、アカウントをCollabolaterから削除するなど、運用しましょう。

Githubアシスタントをインストールしよう

GASのスクリプトエディタで使える、Chromeの拡張機能をインストールしましょう。

手順は3つです。

  1. Google Apps Script GitHub アシスタントのインストール
  2. GitHubの認証
  3. GASの認証

この3つの手順は、こちらのブログ記事を読んで、作業をすすめてください。

GASのバージョン管理をする拡張機能Google Apps Script GitHub アシスタントの導入方法
GASのバージョン管理のためのChrome拡張機能「Google Apps Script GitHub アシスタント」の使い方をシリーズでお伝えしています。今回は、その導入方法と認証の設定方法についてわかりやすく解説をしています。

記事内にもありますが、Githubアシスタントのリンクをこちらに貼っておきます。

Google Apps Script GitHub アシスタント
GitHub/GitHub Enterprise/Bitbucket/GitLabでGASのインラインコードを管理

Githubアシスタントのエラー

Githubアシスタントを操作中に、「undefined」のエラーが出た場合は、以下の2点を確認します。

  1. API設定がONになっているか

隣ITさんの記事内にもありますが、GASのAPI設定がオンになっていることを確認しましょう。 

  1. Githubで正常にログインできているか 一度ログアウトして、もう一度ログインしなすと、エラーが解消されることがあります。

しかし、スクリプトエディタでは「Login To SCM」が表示されていないときもあるでしょう。 

そのようなときは、拡張機能のオプションをクリックします。 

別ウィンドウが開きますので、[LOGOUT]をクリックします。 

必要項目を入力して、[GITHUB LOGIN]をクリックします。※2番目はパスワードではありません。アクセストークンですので、お間違いなく。 

Githubのパーソナルアクセストークンは、発行したときは画面に表示されますが、2度と表示できません

なので、Regenerate tokenをクリックして、再度アクセストークンを発行しましょう。 

再発行されたアクセストークンをコピペしましょう。 

再度、ログインできました。

よく画面を見ると、「After logout, remember to delete the access token」と書かれています。 

つまり、ログアウトしたら、アクセストークンを削除しておきなさいということです。

そうしなければ、過去のアクセストークンが溜まってしまいますからね。

アクセストークンが流出することはないと思いますが、ログアウトしたら削除するようにしておきましょう。 

PULLしてみよう

PULLとは、Github上に保存されているソースコードを、自分のスクリプトエディタにダウンロードすることです。

スクリプトエディタの、リポジトリの▼をクリックすると、Collabolaterとして参加しているリポジトリがプルダウンで表示されます。 

以下の2点を確認して、[↓]をクリックします。

  • 参加しているリポジトリ名は合っているか
  • ブランチ名は正しいか

一番最初にPULLするのは、ブランチ名[main]ですので、間違えないように表示を確認しましょう。 

ここで、どのスクリプトファイルをプルするか設定できますが、最初は、すべてのスクリプトファイルをPULLしてかまいませんので、[PULL]をクリックします。 

スクリプトエディタに、スクリプトファイルが反映されたら成功です。ファイルの並び順が崩れてしまいますが、必要に応じてファイルを移動しましょう。コードを実行してエラーが出なければそのままで問題ありません。(エラーが出て、対処方法が分からないばあいは管理者に問い合わせお願いします。) 

まとめ

以上で、前半戦をお届けしました。

アカウントの開設や、チュートリアルが多く退屈だったかもしれません。

しかし、ネット上にアップロードされたソースコードが、ドカッと手元にダウンロードされるPullは、感動的ではなかったでしょうか。(これはすごいことだと思います)

次回は、実際にソースコードを書く準備をしていきます。

このシリーズの目次

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