どうも。つじけ(tsujikenzo)です。今回は「GoogleドキュメントからWordpressに投稿しよう‐前半‐」についてお送りします。前半後半の2回を予定しています。
2021年2月時点の情報なので、プラグインやアドオンのバージョンによって動作しない場合がありますのでご了承ください。
Googleドキュメントで超効率化
ブログをWordpressで執筆されている方は多いと思いますが、執筆方法は人それぞれだと思います。しかしながら、ブログをはじめて間もない私が、約1日1本ペースでブログを投稿できていたのには理由があります。
それは、Googleドキュメントで下書きをするだけでWordpressに投稿できたからです。
今回、特に私が感じたGoogleドキュメントの強みをあげてみると、
- WordPressにPOSTできる
- 音声入力の精度が高い
- クラウド上に保存
- チームでの共同編集が可能
- 自動保存
- Google Apps Scriptが使える
- Chrome機能拡張でカスタマイズ
などがあります。
この他にもたくさんの機能がありますが、「素材集め」や「構成・読みやすさ」に集中することで、平均3000文字程度の学習に関する記事を量産することができました。
対象となる方
2つだけ条件があります。
- 使用するブラウザはChrome
- 独自サーバーにインストールしたWordpress
意外と自分の好きなブラウザを使われてる方もいると思いますので、盲点です。ブラウザはChromeが必須です。(これに気付かなかったので、不具合が発生した時に苦労しました💦)
アドオンのインストール
今回はGoogleドキュメントのアドオン[Wordpress.com for Google Docs]を使用します。
このアドオンの使い方などは、検索すると日本語でもかなりのブログがヒットしますので、そちらのサイトを参考にインストールなど進めてください。
かいつまんで説明すると、
- ご自身のWordpressにプラグインJetpackをインストールする
(JetpackはWordpress.comとWordpress.orgを自動で連携します。)
- GoogleドキュメントのアドオンでWordpress.comに下書きとしてPOSTする
という流れです。
作業の流れ
一度POSTした記事は「Update」として上書きされますので、WordpressにPageが増えるようなこともなく、常にドキュメントが記事の最新版である状態で作業を進められます。
WordPress(ブラウザ)のエディタで編集作業は行いません。逆に言うと、エディタでの編集はNGです。内容に差分が出てしまい、管理できなくなってしまいます。
ありがたいことに、エディタで編集してしまったり、差分が出てしまった場合でも、アドオンからPOST(Update)する際に上書きしていいかどうか確認メッセージを表示してくれます。
「常にドキュメントから更新すればいい」という安心感も作業効率アップに繋がります。
確認事項
作業に入る前に、最終的に確認すべき項目があります。
JetpackのMarkdown構文をON
WordPressダッシュボードから、Jetpackの[設定]にあるタブ[執筆]を開きます。
[作成]ブロックの[プレーンテキストの Markdown 構文で投稿やページに書き込み]にチェックが入っていることを確認します。
以上です。
まとめ
さて、今日は「GoogleドキュメントからWordpressに投稿しよう-前半-」ということで、概要と作業に入る前の確認事項をお伝えしました。
Jetpackの連携もアドオンによるサイトの連携も、動いているのはサーバー側なので、少し不安定な挙動を見せることがあるかもしれません。セキュリティ関係のプラグインが衝突していたり、下手したらサーバーにIPを追加してもらうなど、問題解決の手順が必要かも知れませんが、「最新のバージョンを使う」「エラーに出会ったら公式サイトなどをよく読む」「サーバーに聞いてみる」など、対応は可能だと思います。
「いつかアドオンの開発が止まるかもしれない」という不安はつきものですが、今のところ試行錯誤しながら使えていますので、不安より楽しいが大きければ前に進みたいと思います。(そう言えばその為に大人の学習を始めたのでした)
次回は後半で、実際に記事を書いていきます。お楽しみに!