どうも。つじけ(tsujikenzo)です。このシリーズでは「ノンプロ研ライティング講座初級1期を受講中にやったこと・前半戦」をお届けします。
全5回を予定していますが、今日は第1回で「つじけ、Twitterやめるってよ」についてです。なんとも衝撃的なタイトルですが。。。💦
Twitterにあなたは存在しているのか
講座でも紹介ありましたが、Twitterは世界3億人、日本では4500万人が利用しています。
しかし、あなたのつぶやきが他のユーザーのタイムラインに流れていなければ(※1)、あなたは「存在していない」ということになるのでしょうか。
「いや、自分の備忘録みたいなものだから」という方も多いでしょう。しかし「備忘録に反応して欲しい?」というのも変な話で、もし他のユーザーに反応して欲しいなら、つぶやきは「自分のためではなく、読んでくれたユーザーのためであるべき。」かもしれません。
※1 Twitterのタイムラインはユーザーが興味のある内容を表示するアルゴリズムが組まれています。フォローしているからといって必ずしも全てのツイートがタイムラインに表示されるわけではありません。
Twitterは社会なのか
Twitterのおもしろい点はまさにこの「これは社会なのか、個人のつぶやきの掃き溜めなのか」が定義されていないところです。
「匿名でも構わない」「メンションをつけなくても構わない(今日ムカついた。など)」しかし一方で「CO2濃度を計れば解決するんじゃないかな」などのふとしたつぶやき(アイディア)が社会の課題を解決することもあります。
社会との接点がありそうで、無さそうで、あいまいな感じがユーザーの心理的な欲求を満たしているんだと思います。
書きたいことを書かない
私自身Twitterが大好きで、思いついたことをすぐつぶやくタイプです。今まで悪いと思ったこともありません。しかし自分用のメモにも関わらず「いいねはあったかな?」「RTしてもらえたかな?」と誰かの反応を気にすることが多いです。
「書きたいことを書く」と「伝えたいことが伝わる」が一致しているのは、一部のプロに限られるでしょう。プロでさえ「伝える」ことに全身全霊を掛けているのにも関わらず、我々は思いつきでつぶやいた上で「書きたいことを書いているのになぜ伝わらないのだろう」と悩んでしまっているのではないでしょうか💦
そこで今回私は、書籍『書くのがしんどい』で紹介されていたテクニックを応用して、「思いついたことをすぐつぶやかない」工夫をしてみたいと思います。
フォームでメモを残す
まず、自分専用のつぶやきアプリを作ってみました。アプリと言っても簡単なGoogleフォームです。
アプリの1行目に「Tweetする前にちょっと待った」と書いていますが、これによってそのつぶやきが本当に有益なものか、つぶやく前に客観的に評価することができます。
それでは質問を一つ一つ解説します。
いまどうしてる?
Tweetの画面に書いてる質問と同じですが、自由に記述することができます。140文字以上でも構いません。
そのつぶやき、どっち?
そのつぶやきをブログ記事にするとき、その記事は「雑記型」と「特記型」のどっちに分類されるのかという質問です。どっちにチェックを付けるか非常に難しい問題ですが、なぜつぶやきたかったのか?という評価をすることになります。
ジャンルで言うと?
つぶやきに対して、○○のことなんだけどさ、と枕詞をつけることで「ざっくりどのジャンルに分類されるのか」が分かる質問です。ジャンル分けはこれで完璧ではありませんが、お金・恋愛などのメジャーな6個に加えて、下の3つは使いやすいジャンル分けを用意しました。
この質問があることで、思いついたつぶやきに対して、「これは本当につぶやきたい内容なのか?」という判断ができます。例えば
『こんごともよろしくおねがいします。』って平仮名だけで書かれたメールを見たら、華原朋美かよ!ってツッコみたくなった。
というつぶやきを思いついたとします。このどう反応していいか分からないようなつぶやきに枕詞を付けてみます。
「子育てのことなんだけどさ、『こんごともよろしくおねがいします。』って平仮名だけで書かれたメールを見たら、華原朋美かよ!ってツッコみたくなった。
とすると、この人は日本語の教育について何か引っかかりがあったんだなとなりますよね?
また、
「恋愛のことなんだけどさ、~中略~華原朋美かよ!ってツッコみたくなった。」
となると、また変わった印象を与えます。
大切なのは「どの枕詞も適さない」ときです。自分で枕詞を選んでみて、どの枕詞もイマイチな時は思い切ってつぶやくのを止めて捨てましょう。勇気を出して捨てるのもつぶやかないスキルです。
ハッシュタグ
ハッシュタグは自由に付けられます。[送信]を押すと完了です。
つぶやきを集計する
フォームには回答を集計する機能があります。
また、回答をスプレッドシートと連携することで、後ほど分析することができます。もちろん、メモをまとめてブログの連載にすることも可能ですし、表現を変えて正式にTweetすることも可能です。
オンラインオンタイムなことはつぶやく
Twitterの本来の機能である「いまなにしてる?」という内容はつぶやいてもいいと思います。ただし積極的にというわけではありませんので、フォロワーやリストにとって有益な情報かを少し考えてみてからつぶやくか決めてもいいと思います。
普段あまりつぶやかない人が
「うわ、焦った💦社内のExcel壊されたかと思った」
とつぶやけば結構な事故だったことがうかがい知れますし、読者はその後どうなったのか、対応も含めて気になるものです。
まとめ
さて、今回は「つじけ、Twitterやめるってよ」ということで、「書きたいことを思いつきで書かない」「思いついたつぶやきはフォームを使って客観的に評価する」「つぶやきは後で集計する」「オンラインオンタイムつぶやきは読者のため」という内容をお伝えしました。
私にとってつぶやきを我慢するのは苦痛です。しかし長い目でみたら(Twitterを社会としたら)社会に存在しないのはもっと苦痛だと感じます💦
次回は「Twitterアナリティクスを使ってみよう」をお届けします。お楽しみに!